■ホワイトニングとは

着色してしまった歯に、薬剤を塗布して白く美しい歯にすることです。ホワイトニングには何種類か方法がありますが、大体大きく分けて歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、家庭で行うホームホワイトニングがあります。ホワイトニングの方法や価格などは様々です。一度、ご相談下さい

■歯はなぜ着色するのでしょうか？？

コーヒー、紅茶、色の濃い食べ物を毎日のように摂取していれば毎日歯を綺麗に磨いているのに着色しても不思議ではありません。例えば、コーヒーカップを毎日使用して、毎日洗剤を付けたスポンジでごしごし磨いてもだんだんとコーヒーカップの内側が茶色く着色して来ませんか？・・・・それと同じです。コーヒーカップなどは漂白剤に浸しておけば白さを維持できますが、歯はそんなことは出来ません。白い歯を取り戻すためにはホワイトニングが必要なのです。

■オフィスホワイトニングについて

歯科医院で歯にホワイトニング剤を塗布し、レーザーなどを照射して歯を白くします。

■メリット

・短時間、短期間で歯を白くする事が出来る。

■デメリット

・高濃度のホワイトニング剤を使用するため一時的に歯ぐきを傷つけたり知覚過敏を起こす事がある。
・短時間、高濃度で漂白する分、後戻りも早い。
・レーザーを使用する事もあり、一般的に費用が高め。

■ホームホワイトニングについて

歯科医院で自分専用のマウスピースを作成し、その中にホワイトニング剤を入れ自宅でホワイトニングを行います。（一日最長でも二時間程度です。）

■メリット

・低濃度のホワイトニング剤を使用するので気軽に行える。
・オフィスホワイトニングに比べ、後戻りが緩やか。
・一般的に安価で行える。

■デメリット

・ホワイトニング剤が低濃度のため、歯が白くなるまでに時間がかかる。（個人差がありますが、おおよそ2週間から3週間ほど）

どちらにしてもホワイトニングというのは、一度行えば歯の白さがずっと維持する訳ではなく、喫煙やコーヒーなどの色の濃い物を摂取すればまた着色します。その事なども考慮してホワイトニングを行いましょう。また、ホワイトニング後にはメンテナンスとして3カ月から半年に一回は検診が必要とされています。

■ホワイトニングを行うまでの治療の流れ（例として）

・専門家（歯科医師、歯科衛生士）による、歯の表面にこびりついた汚れを機械的に除去します。
①スケーリング・・・超音波スケーラーなどを使用して歯石を除去します。
②ポリッシング・・・研磨剤を使用して歯の表面、歯間を磨きます。
それでも残っている着色汚れをホワイトニングによって科学的に除去します。

■ホワイトニングに適さない方、歯とは？

・妊娠中、授乳中の方はホワイトニングには適しません。
・差し歯や金属、詰め物など、人工的な物は白くなりません。
・ホワイトニング部位に虫歯がある、知覚過敏がひどい、中程度から重度の歯周病の方などは、ホワイトニング中に歯がしみることがあるので、これらの治療を終えてからの施術をお勧めします。

■ホワイトニング後摂取可能な物と不可能な物（２４時間以内）

摂取可能な物・・・水、牛乳、白ワイン、大根、里芋、お米、パン、バター、鶏肉などの色の薄い物と刺激が無い物。

摂取不可能な物・・・コーヒー、紅茶、日本茶、赤ワイン、焼き肉、ジュース類（炭酸含む）、トマト、イチゴなどの色の濃い野菜や果物、醤油、わらび、からし、口紅などの色の濃い物と刺激が有る物。

当医院では、比較的安価で後戻りの少ないホームホワイトニングをお勧めしています。自分でホワイトニングを行うのは不安という方でも丁寧にご指導いたしますのでご安心ください。また、質問などが有れば丁寧にお答えしますのでいつでもご連絡ください。

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